香典返し
お志(おこころざし)とは?
お志(おこころざし)とは、相手へ向けた厚意であったり気持ちを表す言葉です。日本では弔辞のお返し、香典返しのことを言います。お通夜やお葬式に出席してくださった方々への感謝の気持ちと言えます。
香典返しのカタログギフトは失礼?
結論から言いますと、お志(おこころざし)をカタログギフトでお返しすることは、全く失礼にはあたりません。自分で商品を選べることから、むしろ昨今ではカタログギフトでお返しする方が多いほどです。
香典返しにおいては、古来より肉・魚・酒は失礼にあたると言われております。これらは仏教の考えで不殺生・不飲酒の戒律があるためです。
香典返しを生業としているサービスの多くがまず第一にカタログギフトをおすすめしてます。
唯一注意すべことは「香典返し・法要用のカタログギフト」を選択することです。これらは香典返しに適した商品を厳選しておりますので間違いがありません。たまに香典返し用のカタログギフトにもに肉や魚やお酒が含まれていることがありますが、相手方が選ぶことには問題はなく、失礼にあたることはありません。
カタログギフトのメリット
今まで一般的には香典返しの定番として「洗剤・お茶・タオル」など後に残らない消えものや消耗品が選ばれておりました。しかしながら、最初から決められた商品ですと、それが全員にとって必要な物かどうかわかりません。
香典返しをカタログギフトで贈りますと、受け取る側にとって必要な物を自分で選んでもらえるので、喜んでいただける確率が大きく上がります。そこがカタログギフト最大のメリットなのです。
次のメリットとしては、香典返しや法事・法要返しのカタログギフトを提供しているサービスの多くがインターネット通販サイトであることです。インターネットに特化していることから店舗費や人件費などの中間コストを抑えることが可能となり、それが高品質・低価格といった形で利用者様に還元されるからです。
カタログギフトは割高なの?
香典返しの相場
一般的に香典返しの相場は「半返し」と呼ばれております。5000円いただいた場合には2500円相当のお返しをするということです。
親族や友人知人によってお香典の金額も変わってくるため、香典返しの内容も3パターンくらい用意しておくと良いと言われております。
そして、香典返しの相場から金額相応の商品を選ぶ際に「本来の商品価値」を考えてみましょう。それにはカタログギフトのデメリットを知る必要があります。
カタログギフトのシステム料や送料
カタログギフトのデメリット
カタログギフトのデメリット、それはシステム手数料・送料がかかることです。
香典返しを含め多くのカタログギフトでは、カタログ代+職員が処理し準備し発送する手数料である「システム料」が上乗せされます。それに加え送料がかかります。それらの金額はサイトによって表記はまちまちですが、おおよそ送料が500円〜700円、システム料が600円〜1000円くらいが一般的のようです。
例えば、総額5000円で販売されているカタログギフトの場合、送料500円+システム手数料700円=計1200円を差し引いた残りの「3800円」が本来の商品価値となるということです。※実際に、カタログ掲載されている商品を同じサイト内での単品価格で調べたところ、システム手数料がかからない分、600円ほど安く販売しておりました。
このことからカタログギフトでは、「本来の商品価値」を基準とした価格設定をされているコースが多いです。つまりお香典5000円の半返し相当のコースを選ぶ場合、送料手数料込々でも3000円以上が妥当ということです。その分、カタログギフトは受け取る側の喜びも大きくなりますので、これを割高と感じるかどうかは各々のお気持ち次第かと思います。
※送料無料の表記について
様々なWEBサービスで「送料無料」の表記をしていますが、実際は間違いなく送料がかかっています。あれは利用者の目を引くためのものが大半で、商品価値に送料分を上乗せした金額というだけのことです。自社で配送しているサービスはAmazonくらいしか知りませんし、自社で送料負担して(赤字覚悟で)リピーター確保するのもAmazonのような大手だけの特権です。全くの同一商品で送料無料ならお得ですが、多種多様なカタログギフトでは「送料無料は参考にならない」と考えるのが妥当です。
カタログギフトで失敗しやすいポイント
以上のことから、深く考えずにお香典5000円頂いたから半返しで「込々2500円で送料無料!」のような一見お得に見えるカタログギフト贈ってしまうと、送料手数料(例:500円+700円として)を差し引いた、たった1300円の商品価値となってしまいます。
1300÷2500=52%⇒つまり「お返ししたい半分ほどの価値」の贈ることになってしまい、受け取る側にも安っぽく感じさせてしまう可能性も出てきます。ここがカタログギフトで失敗するポイントだと私は思っております。
それでしたら2000円+送料(例:500円として)のみのタオルや洗剤などの単品の方がまだ見栄えが良いでしょう。
以下、それらをわかりやすくするためにシミュレーショングラフを作成してみました。この場合、送料500円・システム料700円と一律にして計算しています。(実際はコースによって多少の差はあります。しかしカタログで選んでもらった商品を発注するという作業に変わりはないため、それほど大きな差がないのが現状です)
<お香典5000円頂いた場合:シミュレーション例>
選んだ商品 | 購入金額(全て込々) | 送料・システム料を差し引いた本来の商品価値 |
---|---|---|
単品のタオル | 2500円 | 2000円(80%) |
単品のお茶セット | 3000円 | 2500円(83%) |
格安カタログギフト | 2500円 | 1300円(52%) |
カタログギフトでは、金額が安くなればなるほどこのような割合が顕著になります。前述したように、2500円相当のお返し(頂いたお香典5000円)をカタログギフトで選ぶ場合、最低でも3000円以上のコースをオススメしたり、この価格帯のコースが多いのはそのためです。
例えば、「込々3500円のカタログギフト」ですと、送料・システム料(例:500円+700円として)が引かれても2300円相当の商品であることが担保されるので安心できます。
しかし、金額が高くなればなるほどそれらの価値の割合は変わってきます。
<金額・コース別:シミュレーション例>
頂いたお香典の金額 | カタログギフト(購入金額) | 送料・システム料を差し引いた本来の商品価値 |
---|---|---|
10000円 | 5000円 | 3800円(76%) |
30000円 | 15000円 | 13800円(92%) |
50000円 | 25000円 | 23800円(95%) |
上のグラフのように、頂いたお香典30000円のお返しを「込々15000円で送料無料!」というカタログギフトにした場合、送料・システム料(例:500円+700円として)を差し引いたとしても13800円の価値となります。
13800÷15000=92%つまり9割以上の商品価値が担保されます。これなら相手方にも十分に喜んでもらえることでしょう。
<金額別の早見表:シミュレーション例>
最後に、カタログギフトで香典返しをする際の満足度をシミュレーションしてみました。満足度の計算方式は、「お返し相当額」における「本来の商品価値」の割合としています。
※お返し相当額は半返しの金額、商品価値は送料・システム料(500円・700円として)を差し引いた額と一律にしています。
頂いたお香典()内はお返しの額 | カタログギフト(購入金額) | 本来の商品価値()内は満足指数 |
---|---|---|
5000円(2500円) | 2500円 | 1300円(52%) |
5000円(2500円) | 3000円 | 1800円(72%) |
5000円(2500円) | 3300円 | 2100円(84%) |
5000円(2500円) | 3500円 | 2300円(92%) |
5000円(2500円) | 4000円 | 2800円(112%) |
10000円(5000円) | 5000円 | 3800円(76%) |
10000円(5000円) | 5500円 | 4300円(86%) |
10000円(5000円) | 6000円 | 4800円(96%) |
30000円(15000円) | 12000円 | 10800円(72%) |
30000円(15000円) | 13500円 | 12300円(82%) |
30000円(15000円) | 15000円 | 13800円(92%) |
結論を言いますと、香典返しをカタログギフトで贈る場合、金額が低いコースほど失敗する確率が高くなるということです。ですので、お香典5000円のお返しを選ぶ時だけでも慎重にカタログ選びをしてください。それが失敗を少なくする一番の方法です。
感覚的な例えで言いますと、多くの人は、1300円の物を2500円の物あるとは評価はしませんが、18800円の物と20000円の物だと区別がつかないということです。とても嫌な言い方に聞こえたかもしれませんが、そのことを理解しないとカタログ選びに失敗してしまうのです。
今回ご紹介したこれらのデータは、私が各サービスを俯瞰的に調査したおおよその計算です。もちろん中には独自のルートで原価率を抑え、他にはないような格安で提供しているサービスもあるかもしれませんが、香典返しにおけるカタログギフトのメリットデメリットをきちんと理解することは無駄ではないでしょう。そしてこのような労力こそが「感謝の気持ち」となり、相手方の喜びへと変わるからです。
信用できるサービスとは?
費用対効果の高いカタログギフトを
今や香典返しのカタログギフトが定番となり様々なサービスが乱立しておりますが、どのように選べば良いのでしょうか。口コミや評判を調べることはもちろんですが、費用対効果すなわちコスパを考えることが最重要です。
実際のカタログを見ても善し悪しが判断しづらい
色んなサイトのカタログを実際に比較してみても、正直本当に良い商品なのか素人目には判断できません。しかしながら商品の価値基準を付けやすく、おおよそのコスパを判断できることがあります。それが「ブランド力」です。
どれだけ素敵な写真で掲載されていた時計があったとしても無名のメーカーでは性能などは判断できません。しかしシチズンやSEIKOの時計であればまず信頼することができるでしょう。
とても美味しそうな羊羹 < とらやの羊羹
素敵な部屋だけど知らないホテル < ヒルトンホテル
すごくオシャレだけど知らないメーカーの食器 < ロイヤルコペンハーゲンの食器
このようにブランド=信頼であり、失敗する可能性が極めて低くなります。また、原価が同じだったとしても、受け取る側の価値観や感じ方で金額以上の喜びを与えてくれるのもブランド品の良さだと思っております。
そういった点で、誰もが知ってるようなブランドをより多く扱っているカタログギフトは信用度が高いと言えます。ブランド側として信用のないサービスには自身の商品を提供しません。なにより、ブランド品が多ければ、サービスを自分自身で判断する際にも大いに役立ちますし、ブランドが多いカタログギフトは相対的に見てコスパが良いことがはっきりとわかります。
コスパ最高のカタログギフト
良心価格×人気ブランド=コスパ
カタログギフトを選ぶ際に、ブランド力だけで考えると伊勢丹や高島屋などの百貨店の右にでるものはありません。もはや「伊勢丹」というワードですらブランド力になっています。しかしながら、あまりにも高額なので一般的ではありません。
逆に料金だけで見ると2000円くらいの格安カタログギフトがAmazonや楽天市場に散見されますが、知らないブランドや信用できないメーカーのものが多い印象です。
そこで良心価格にもかかわらずブランド掲載数が多いカタログギフトをご紹介いたします。それがカタログギフトを専門としている「リンベル」というサービスです。
リンベルのカタログギフト
ブランド品が多くて人気!
リンベルは口コミや評判は良いのですが、最初はなぜ人気なのかがわかりませんでしたが、じっくり調査していくと誰もが知っているような人気ブランドを多数取り扱っていたのです。スワロフスキー、SEIKO、ヒルトングループ、ロイヤルコペンハーゲンなど私でも知っている数多くのブランドと提携しています。
後にわかったことなのですが、リンベルはカタログギフト専門のサービスなので、香典返しだけでなく結婚・出産・入学など様々なカタログギフトを提供しております。それら多岐のジャンルに及んでいるリンベル独自のパイプで人気ブランドの多数掲載を可能とし、リーズナブルな価格で提供出来ている秘密と言えます。
香典返しに特化したカタログギフト
リンベルでは、香典返し専用のカタログギフトをご用意しています。カタログ内のラインナップは香典返しにピッタリの商品だけを厳選していますので間違いがありません。落ち着いたデザイン、そして大人の雰囲気があるので香典返しのカタログギフトとしても人気を博しています。
他社にはない3大無料サービス
リンベルでは香典返しをされる方にとって大変嬉しい無料特典があります。それが以下の3大無料サービスです。どの特典もお客様の気持ちを最優先に考えた手厚いサポートです。特に3つ目の「本物の水引」」は他社にはない素敵な特典です。リンベルの贈り物に対する真摯な思いを感じさせてくれます。
リンベルでは香典返しに必要な様々な挨拶状をご用意しております。書式に関しても仏式奉書(戒名あり・なし)、神式奉書、キリスト教式奉書とお客様のご要望に合った形式でご用意させていただいております。
香典返しのカタログギフトを上質な包装紙で仕上げさせていただいております。また、のしも無料で熨斗掛け致します。リンベルの香典返しでは本物の水引をご用意しております。
昨今では「のし紙に印刷で書かれた水引が主流ですが、リンベルの香典返し用カタログギフトでは実際に縫い上げた本物の水引でご提供しております。プロのデザイナーが水引という文化を継承し、より美しいデザインでお届けしております。
リンベルの香典返し人気NO1コース
リンベルの香典返し・法要引出物用としてランキングNO1の人気コースが「胡蝶コース」です。お香典5000円のお返しで利用されることが多く、価格税抜2800円とリーズナブルな上に充実の内容です。送料は本州で税抜400円ですので、税込の総額で3500円ほどなので最高のコスパです。⇒ リンベル「胡蝶コース」
リンベルの香典返しカタログギフトを注文する際、Amazonアカウントと連携しているため、面倒な入力が少ないのも魅力の一つです。「胡蝶コース」以外にも素敵なコースが多いので、ぜひ他のコースもチェックしてみてください。
サイト概要
本日は当サイト香典返し.comのお越しいただき誠にありがとうございました。香典返しのカタログギフトなど初めてお探しの方でも安心して利用できるようなサイトを心がけました。結婚や出産などのお祝いと違い、前もってしっかりと準備することが難しい香典返しなどの仏事ですが、そういった部分で失敗がないように香典返し専門のカタログギフトを選んでいただけると幸いです。当サイト「香典返し.com」では香典返しを贈られた方にとって失礼のないよう、そしてこちらの感謝の気持ちを十分に伝えられるようなカタログギフトが見つかることを心よりお祈りしております。